絶好の植林日!
- 2011.11.01
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今日はネタ(写真)が満載です。
先日ブログで案内していた植林を実行してきました。
数日前の天気予報では怪しげな天気でしたが、快晴と言っていい天気で気持ちよかったくらいです。
(2年前は少し寒かったもんで・・・)
まず、鹿の被害がどんな物か見ていただきます。
これが作業前の状態で、小さくて解かり難いかもしれませんが杉の苗木が普通に成長しているように見えます。
ところが、
上の方の芽が食べられているの解かります?
上が食べられても横から芽が出たりして、とりあえず枯れないではいるのですが、天辺を食べられるとちゃんと成長しません。
2年前に植えた300本はそのほとんどが食べられていました。
そこで、前回のブログで紹介した『幼齢木ネット』の登場です。
作業工程も兼ねて説明します。
①幼齢木ネット(苗木の横にある緑色したシート状の物・・・袋状になっています)
②竹串2本(カナヅチの上に見える物)
③クリップ2個(竹串の隣に見える物)
④カナヅチ
⑤支柱(細長い棒・・・1.9mの長さです)
⑥支柱導き用道具(支柱は比較的柔らかく長いのでカナヅチで打ち込むのが困難な為、入りやすくするために同じ位の直径の穴を作ります)
以上の材料&道具で設置します。
作業工程Ⅰ
苗木から10cmほど離れたところに、少し斜めむけて⑥支柱導き用道具を約30cm打ち込みます。
後ほどわかると思いますが、斜めにする理由は、①幼齢木ネットがひろがるようにする為です。
作業工程Ⅱ
⑤支柱が抜けないように30cm以上突き刺します。
斜めになっているのがわかると思いますが、支柱の先と苗木の延長線とが40~50cm程度離れているのが理想です。
作業工程Ⅲ
袋状になった①幼齢木ネットを上から被せます。
作業工程Ⅳ
苗木から見て支柱の反対側に②竹串を2本幼齢木ネットに突き刺し半分程度打ち込みます。
この時に、支柱が垂直になるまで引っ張りながら打ち込みます。
作業工程Ⅴ
③クリップをまず下に取り付け、次に幼齢木ネットを上方へ引っ張りながら上に取り付けて竹串を打ち込み終了です。
作業完了
ね! まっすぐ立ってるでしょ。
この作業をしてるところが
作業を終えての集合写真が
全ては写っていませんが、後方に見えてますよね。
100%とは言い切れませんが、これで鹿さんには食べられないで育ってくれると思います。
この木が育ち、何十年後かに山主さんの子孫が、この木を使って家を建ててくれたら
と~~~ってもうれしいなぁ と思った1日でした。
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